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「先生のためのミュージアム活用術」のお知らせ

美術館や博物館と学校の連携を考える研修会が行われているのをご存知ですか?

神戸・阪神間美術館・博物館連携プログラム実行委員会による「先生のためのミュージアム活用術2014」が6月より、神戸市内をはじめとした9つの館で開催されています。

11月22日(土)には、小磯記念美術館にて、作品鑑賞と施設見学ツアーを行います。「郷土作家作品を用いた教材づくり」と題して、川西英回顧展を鑑賞後、それらの作品を題材にして、郷土を愛する心を育てる教育プログラムを考えます。

締め切りは11月8日(土)です。対象は美術館や博物館で実施される教育活動に興味のある教職員の方、学芸員の方、美術館博物館の職員の方です。

ぜひ、興味がある、という方は以下の資料をダウンロード、ご記入のうえ、FAXにて小磯記念美術館までお送りください。

ミュージアム活用術についての資料をダウンロード(PDF)

【Masa】

KOBE観光ウィークイベント 「小磯カフェ 10月」開催!!

KOBE観光ウィーク最終日 10 月 13 日(月曜・祝日)に一日だけのテラスカフェがオープンします!!

メニューは、川西 英「神戸12ヶ月風景」ラベル神戸ワインとチーズのセット、当日限定スイーツとドリンクのセットをご用意しております。また、ゴーフル手作り体験(事前申込制・先着順)もございます!当日は入館料無料となります。ぜひ、秋のひとときを小磯記念美術館でゆっくりとお過ごしください。

 

■ 日時:10 月13 日(月曜・祝日) 午前 11 時 30 分~午後 4 時 30 分 ※小雨決行・荒天中止                     ( ただし、ゴーフル手作り体験は午前 10 時から )                                      ■ 場所:小磯記念美術館テラスカフェ&館内神戸凮月堂喫茶「レスポワール」

 *テラスカフェメニュー

川西 英「神戸12ヶ月風景」ラベル神戸ワイン&Q・B・B選べるチーズ3種のセット 500円

*神戸凮月堂喫茶「レスポワール」メニュー

選べるスイーツ1種&ドリンク 500円(当日限定スイーツセット3種類から1種類選べます。)              ミニゴーフル 400円

*ゴーフル手作り体験(10組20名様限定) ※事前申込制・先着順

神戸の老舗がプロデュースするゴーフル手作り体験(約1時間)                              参加費:500円(神戸凮月堂 選べるスイーツ1種&ドリンク付)

◇ 申し込み方法: FAX または Eメールで代表者氏名・年齢・住所・電話番号・参加人数を明記の上、下記の宛先にお申し込みください。                                                        ◇ 申し込み先:(株)ニュースダスト TEL(078)857-0677 ・ FAX(078)857-8475             Eメール:koisocafe@newsdust.com

*小磯カフェの前売券を販売しています。                                       10月3日(金)~10月12日(日)の間、当美術館でセット券を450円で販売します。詳しくは、インフォメーションスタッフまでお尋ねください。

 

【Mori】

 

 

 

 

「美術講座」のご報告(前編)

h26bijyutukozatsuji小磯記念美術館では、多くの方にさらに美術に親しんでいただけるよう、「美術講座」を開催しています。18回目となった今回は7月から12月まで、計6回にわたり、様々な分野で活躍する講師の方から美術や美術館・博物館の楽しみ方のお話を聞きます。

受講できる方は6月末までの申し込み期間内にお申し込みをしてくださった方のみとなってしまいますが、今回は「美術講座」のご報告をすこしだけいたします。

美術講座の第一回は、7月18日(金)神戸市立博物館の学芸員、岡泰正さんをお迎えして、神戸市立博物館のガラスコレクション びいどろ・ぎやまんの精華というお話をしていただきました。江戸時代、日本橋ではじまったガラス(びいどろ)製作にはじまり、日本におけるびいどろの裏話、また、江戸後期に輸入されたヨーロッパ製の質の高いガラスの器を「ギヤマン」と呼び、たいへん貴重な工芸品だったことなどのお話をされました。

美術講座の第二回は8月22日(金)当館学芸員の辻智美による「『新宮晋 地球の遊び方』より-見えないものを見えるようにするということ-というタイトルで、「新宮晋 地球の遊び方」展から出発し、西洋美術における、また日本美術における、「見えないものを見えるようにする」ことについてのお話を有名な作品の絵を交えながら解説いたしました。

さて、美術講座の第三回はまだ開催していませんが、大和文華館の中部義隆さんをお迎えして、大和文華館の理念とコレクションというタイトルでお話をしていただきます。大和文華館は「寝覚物語絵巻」や「婦女遊楽図屏風(松浦屏風)」といった国宝をはじめ、「源氏物語浮舟帖」、雪村の「呂洞賓図」、さらに蒔絵や陶磁器などでも数々の重要文化財を所蔵している美術館です。どのようなお話がきけるのでしょうか…!

小磯記念美術館では、「美術講座」といった申し込みをされた方限定の講座以外にも、申し込み不要の解説会、ギャラリートークなども行っています。

展覧会期間中、毎週日曜日は、学芸員による解説会が14時から金曜日の17時から学芸員によるギャラリートークがございます。また小磯良平のアトリエ解説を毎日2回行っています。(アトリエ解説は学芸員によるものではありません)。ぜひお立ち寄りください♪

【Masa】

家族でおでかけ・節電キャンペーンのお知らせ

7月に入り、いよいよ夏の気配が色濃くなってきましたね。

さて、今年は冷夏という話も聞いていますが、今年度も小磯記念美術館は「クールスポット対象施設として皆様をお待ちしています。

「家族でおでかけ・節電キャンペーン」として7月1日から9月23日まで、毎日先着20名に絵葉書を1枚プレゼントいたします。なにがもらえるかは、来てからのお楽しみ♪

新宮晋さんの風で動く彫刻など涼しげな作品を見ながら、美術館で一休みしてみてはいかがでしょうか。

DSC_0661 - コピー

館内には喫茶店もございます。冷たい飲み物やアイスクリーム、あんみつなど夏に嬉しいスイーツもありますよ。

美術館で涼を楽しみ、夏を乗り切りましょう!

 

【Masa】

美術館大作戦2「画家の旅 船をつくろう」

5月24日(土)平成26年度美術館大作戦第2弾「画家の旅 船をつくろう」を開催しました。

現在、展示室3で行われているコレクション展「エキゾティックな絵の中へ」では、画家たちが訪れた旅先で見た、風景や人々を描いた作品を展示しています。当時の渡航手段に飛行機がなかったため、船を使っていました。そんな背景のある作品たちをみて、船をつくります。・・・船をつくる?さてさて何が出来上がるのでしょうか。

DSC_0121午後2時、参加者とスタッフが展示室に集まり、スタートです。自己紹介と展示室内でのお約束を話したら、展示室へみんなでいきました。

「日本と光が違うのかな?」「外国は夜が短くて昼が長いよ!」(三木朋太郎《カーニュ風景》をみて)みんなで話し合いながら絵をみていると、色々な発見がありますね(^▽^)

さて、これらの作品の舞台となった場所へ、画家たちはを使って行きました。時間も体力もかかる大変な旅とはいえ、ロマンを感じます♪

DSC_0147鑑賞が終わったら、いよいよ今度は船を作ります。実際に乗ることができるような大きな船はなかなか作れませんが、「小さな分身」に船に乗ってもらい、行きたい場所へ旅をしてもらいます♪船だけではなく、想像力を膨らませて、好きな色の画用紙に、色鉛筆を使ったり、素敵な風景絵画の絵を貼りつけて小さな国も作ります。

 

DSC_0162飛び出す絵本の1ページのような作品たち。アーチ状の橋や、大型の船を作ったり、子供たちの工夫が光っていました。完成後は発表会で、小さな船に乗ってお互いの国を冒険しました。

参加した方から、「旅をした気分になりました」「おもしろいものが作れて嬉しかった」といったお声もいただけました。ぜひ、また参加してくださいね♪

 

さて、次回の美術館大作戦についてお知らせいたします。

次回は「美術館大作戦3 風を感じよう」です。6月21日からはじまる展示、小磯教室に学んだ美術家、新宮晋さんの展示「地球の遊び方」に関連した大作戦です。

新宮さんは風や水など、自然のエネルギーで動く作品を制作しています。最初に作品を鑑賞した後、小磯記念美術館の隣にある公園で風を感じて、自然と仲良くなって、そのあと風を見える形に表してみます。講師は、新宮さんご本人

日時は7月12日(土)、朝10時から12時30分頃まで。締切は7月10日。参加者の氏名、年齢、学校名、学年、連絡先、ご案内送付先、付添の方のお名前を書いて、FAXか往復ハガキでご応募ください。また当日は、はさみ、のり、えんぴつを持参していただきます。たくさんのご応募お待ちしております♪

【Masa】

学校と美術館のつながりを大学生に紹介しました

2014tokiwa15月17日、神戸常盤大学の教育学部こども教育学科「キャリア基礎Ⅲ」の2年生の学生、計87名が来館し、小学校や、幼稚園の先生や保育士を目指す学生たちが学校と美術館の繋がりを体験しました。

2014tokiwa2集合後、絵画学習室にて、小磯記念美術館がどのような場所か、どういった経緯で設立されたのか、今回の展示はどのような内容かを学芸員が話をしました。そして、展示されている作品を、今みんなで楽しむため、また後世の人たちも楽しむため、大切な作品を守るためのお約束を知ってもらいました。

展示室では実際に小磯記念美術館が、小学生や幼稚園の子どもたちが来館した際に行う、ギャラリートークを学生たちに体験してもらいました。ただ話を聞くのではなく、目の前の絵をよく見て発見したことや、自身の考えを発言すること、人の話を聞くこと、など、日常生活で必要不可欠な力を美術作品の鑑賞を通じて鍛えられます。

その後の自由鑑賞ではどの学生も、熱心に作品を見ていました。メモを取りながら、友だちと感想を述べ合いながら、丁寧に鑑賞していました。美術館にあまり行ったことがない人も多かったのですが、この機会に少しでも美術館という場所が、マナーを守れば楽しい場所であるということを知ってもらえたら嬉しいです!

2014tokiwa3さて、自由鑑賞のあとは、絵画学習室にて、実際に小学校の授業でも使用されている、当館所蔵の作品が手のひらサイズのカードになった「こいそさんカード」というアートカードで遊びました(非売品です)。

20枚の絵を、2つのグループに分けてみよう(たとえば、人物画とそれ以外、色がついている絵画と線画、というように)。何枚かのカードを使って、紙芝居のように1つのお話を作ってみよう、など、作品を使った新しい視点での楽しみ方を体感してもらいました。苦戦する学生も多い中、面白い言い回しでグループわけをしたり、渋いストーリーを作る学生もいました。

小磯記念美術館には多くの小学校、幼稚園から、授業の一環として子供たちと先生が来館し、美術作品を鑑賞しています。学生たちの将来の役に立てれば幸いなのはもちろん、美術館という場所が、楽しく、そして発見が多い場所だということも感じてもらえていたらいいなと思います(^▽^)

【Masa】

小磯の愛したモーツァルト ~ピアノとヴァイオリン~

現在、小磯良平の生誕110年を記念して「あなたが選ぶ小磯良平作品選」を開催しています。この展覧会にあわせて開催した3月8日のコンサートでは、小磯良平さんが好まれたモーツァルトの曲ばかり演奏していただきました。当日は、気温が低いけれども春の光が感じられ、楽しみにしていらっしゃったのでしょう、沢山のお客様がいらっしゃいました。(ちなみに、演奏家の武田さんと尾崎さんは、“晴れ女”だそうです!)

いつも思うのが、「もっときちんとした会場があったなら…」ということです。リハーサル時と、お客様が一杯になったときの音のバランスが違ってきてしまうので、担当者としては、とても申し訳ない気分になります。               【D】

 

 

 

 

 

 

美術館大作戦12「自分をかこう」

特別展 「自らを見つめるー画家と自画像ー」より、

自分自身を表現する子どものための講座 第2弾は

鏡を見ながら描いてみましょうという内容で、今回は

一般の方にも募集を呼びかけてみました。

すると、定員以上の参加希望があり、教室内は所狭しとイーゼルが並ぶ状況となりました。

二日間で 子ども20名 大人22名  参加

講座の内容は、全く子どもたちと同じです。

4歳のお子さんから83歳のご婦人まで、自己紹介しあい、作品を前に語り合い、鏡を見ながら自分に挑戦するという活動です。

同じ作品を見ても、感じ方は違うものです。それまでの経験から、見てきたものや印象に残っていることと結びつくのでしょうか。

子どもたちの会話にも大人が参加して、他者の意見を面白いと感じ、共感しながらの楽しい鑑賞となりました。

 

画家の自己表現に刺激を受けて、普段はこんなに鏡を見ないけれど・・・とつぶやきながら、

色鉛筆、クレヨン、パステルなどの選んだ道具で、さらさらと描き続けるみなさんの集中力は素晴らしいです。

就学前の子どもたちも、あきることなく描き続けました。

「自分をみつめる機会になれば・・・、毎年1枚増えるというのも素敵ですね。」とおっしゃっていたご婦人も、バックの色にこだわって表現されていました。

じっくりと自分の顔と向き合って、語ってみるのはいかがでしょう?

いつもの自分と少し違ってみえるかもしれません。 (k)

 

 

 

 

 

耳をすませば…

開館20周年記念のロビーコンサートの第2弾も、やはり小磯さんが絵画の中に描いた楽器、リュートを演奏していただきました。

とにかく、小磯さんはこのリュートという楽器が大好きだったようです。

初めてリュートが登場するのは、1954年の《音楽》(当館所蔵)という作品のようです。ちょうど、小磯さんが東京藝術大学の教授に昇任した翌年の

小磯良平《音楽》 神戸市立小磯記念美術館蔵

小磯良平《マヌキャン》神戸市立小磯記念美術館蔵

ことですから、音楽学部を通じてリュートを購入

したと考えられます。こちらのリュートもドイツ製

です。小磯記念美術館には2本のリュートがあり

ます。《マヌキャン》に描かれているのがその2本

です。

ところで、かねてから、気になっているのですが、

当館には、リュートのケースがありません。

《マヌキャン》に描かれているリュートのケースは

いったい今どこにあるのでしょうか。。。

 


さて、リュートという楽器は、宮廷で、お姫様がお眠りになられる時などに奏でられたそうです。とても穏やかで優しい音色の楽器です。演奏者によって、音色は変わるそうですが、この日の高本一郎氏の演奏は、とても癒やされる、柔らかい音色でした。

コンサートを聴かれている皆さんの、なんと静かなこと。耳を傾けるとは、こういうことなのか。とあらためて関心しました。

大きな音だから、変わった音だから、人の心に届くものではありませんね。久しぶりに深々と音を楽しんだひとときでした。【D】

 

きらびやかな楽器と典雅な音楽

去る10月27日の土曜日、開館20周年コンサート・第1弾として、チェンバロのコンサートを開催しました。

小磯さんは、絵画の中に度々チェンバロを描き込むことがありました。東京藝大の教授時代に楽器を購入し、絵画のモチーフにしたのです。

ちなみに、小磯さんが持っていたチェンバロ(現在、美術館の収蔵庫に保管)は、ドイツ製のすっきりとしたフォルムのシンプルなものです。

小磯良平旧蔵のチェンバロ

そして、今回のコンサートで演奏者の井岡みほ氏がお持ちくださったのは、華麗な装飾を伴った、フランス製のものです。

 

 

きらきらと紡がれる音は、私達をひととき、

宮廷に集う人びとのように典雅な気分にさせてくれました。

演奏の合間には、楽器についてのお話もあり、チェンバロについての知識を得ることもできました。ありがとうございました。【D】