【《アートでつなぐ あいランド》をテーマに】
2016年10月15日(土)、16日(日)に開催された「RIC14thエコアートカプセル2016」の記録集が完成しました!
プレイベントでは10月9日(日)に「子供のための美術講座 美術館大作戦5『出張どんぐりマーケット』」、関連授業として14日(金)に神戸市立向洋小学校4年生が図工の授業に「シッテル!?チッテル!!シルエット!!」の活動をしました。
オープニングイベントでは15日(土)に「子供のための美術講座 美術館大作戦6『折り染めをしよう』」と「ロビーコンサート『吉本梨乃 ヴァイオリンコンサート』」が開催されました。
メインイベントは16日(日)、神戸ファッションプラザの3階のサン広場に38組のワークショップを出展。関西で活躍するアーティストや島内の作家、地域コミュニティづくりグループ「PIC」のみなさんがイベントをおおいに盛り上げました。
一般参加者は約2100名、スタッフは多くのボランティアにご協力いただき150人を超えました。
足を運んでくださった皆様、本当にありがとうございました!
【あなたも大グリ持ちに!】
10月9日(日)の「子供のための美術講座 美術館大作戦5」は『はじめてのおかいものごっこ ~出張どんぐりマ―ケット~』を、神戸市立六甲道児童館のみなさんと一緒に開催しました。
美術館のまわりはどんぐりのパラダイス!
午前中はみんなで材料にもお金のかわりにもなるどんぐりを、公園に拾いに行きました。小さなどんぐりは「1グリ」大きなどんぐりは「3グリ」と、種類によって価値も変わります。
午後からはどんぐりを使って商品開発!
どんぐりに顔を描いたり、フェルトを使ったどんぐりストラップ、小枝をけずって作るえんぴつペンダントなど、工作に熱中した後はいよいよお店の開店です!
お店のなまえを考えて、商品に値段をつけて、楽しいおかいものごっこになりました。
【あのシルエットは、だれかな?】
14日(金)は神戸市立向洋小学校の4年生が図工の授業で神戸ファッションプラザ3階のサン広場に集まりました。「サン広場をみんながあっと驚く場所に変えよう!」という目標のもと、自分の等身大のシルエット(影)を黒い画用紙で切り抜き、壁や柱に貼りつけました。ジャンプしても届かないところに貼ったり、逆さまにしてみたり、エコアートカプセルの会場がにぎやかになりました。
【きれいに染められたよ!】
15日(土)の「子供のための美術講座 美術館大作戦6」は、神戸ファションプラザ3階のサン広場へ出張し「折り染めしよう」を開催しました。
和紙をていねいに折っていき、カップに入った染料にちょんっとつけると、ふわっと色が広がっていきます。やぶれないようにそっと広げると、きれいなもようのできあがりです♪
たくさん染めた和紙をロープにつるしてガーランドを作り、エコアートカプセルの会場を飾りました。
【『秋空のように美しく…』中学生が奏でるヴァイオリンの音色】
15日(土)の午後は、東灘アートマンスのオープニングを兼ねた、エコアートカプセルオープニングコンサートを当館のロビーで開催しました。
地元神戸出身のバイオリニスト吉本梨乃さんは、なんと中学生!国内外の多くのコンクールで入賞し、さまざまな楽団で活躍中の梨乃さん。
『六甲アイランドの秋は、毎年、美しい街路樹の色づきとともに深まっていきます。今日は、秋空のように美しく、ひんやりした空気のように少しもの悲しく切ない、秋にぴったりの曲を選んでみました。』
小さな身体から奏でられる迫力のある演奏に観客は魅了され、会場はヴァイオリンの音色に引き込まれていきました。
【いよいよメインイベント!】
素晴らしい晴天にめぐまれた16日(日)、神戸ファッションプラザ3階のサン広場を中心に、メインイベントが開催されました。
パフォーマンスを楽しみ、工作に励み、アートに触れる…会場は子どもたちの笑顔であふれていました。
当館は「ぽちぶくろうのかみもの屋さん」を出展。このかみもの屋さんでは、印刷屋さんからもらった紙の切れ端でメモ帳を、美術館のチラシを使ってぽち袋を作ることができました。前日の大作戦で染めた和紙を持って来られたご家族も、すてきなメモ帳やぽち袋を作ることができました。
来場された皆さま、出展された作家の皆さま、PICの皆さま、ボランティアの皆さま、本当にありがとうございました!
【miwa】