特別展 描かれた花々 -小磯良平の植物画を中心に-

花々展 外看板

【10年ぶりに公開 小磯の薬用植物画】

平成28年10月15日(土)より、特別展「描かれた花々 -小磯良平の植物画を中心にー」を開催しました。小磯の薬用植物画を楽しみに来られた根強いファンの皆さまがたくさん来館され、開催初日からにぎやかな展示室となりました。

 

展示室2では「花」をテーマに、神戸にゆかりのある作家たちの油彩作品を展示。中西勝の「秋華」や林重義の「椿」など、これからの季節にぴったりな作品が並びました。

展示室3では小磯による薬用植物画と、植物学者である牧野富太郎の作品を中心に展示。画家と学者、違う立場の目から描かれた植物画の世界をくらべることができました。

花々展 展示室②

 

 

 

 

花々展 展示室3

 

 

 

 

 

【描かれた花々展に合わせて 11版目!】

特別展に合わせて、『小磯良平の描いた 薬用植物画』(2000円)が再版されました。平成7年に初版が発行されてから、なんと11度目の重版です!

お客様のお問い合わせも多かったこの図録には、小磯が手がけた薬用植物画173点が掲載されています。「私は植物のスケッチが昔から好きであった」と、武田薬報に寄稿した小磯の言葉からも見受けられるように、小磯が愛した植物画だからこそ多くのファンに愛されているのかもしれません。

ショップには牧野富太郎による植物画集(1620円)も並べて販売していました。

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【描かれた花々とご一緒に♪】

当館で好評開催中の特別展「描かれた花々 小磯良平の植物画を中心に」に合わせて、撮影コーナーに学芸員オススメの花々を用意しました。

花々展 撮影コーナー

 

【牧野式植物図の魅力】

11月3日(木・祝)に高知県立牧野植物園から牧野文庫司書の村上有美さんを招き、記念講演会「牧野式植物図~植物分類学者が描く植物の世界~」を開催しました。

牧野富太郎による植物図は、牧野文庫に約1700点が残っています。写生を重ねることで描画技術を磨き、「牧野式」と呼ばれるような植物図法を確立しました。講演の中では、ムジナモ(モウセンゴケ科)やシコクチャルメルソウ(ユキノシタ科)など、珍しい植物の紹介もありました。

たくさんの方にお越しいただき、会場は満席となりました。

本当にありがとうございました。

牧野記念講演 (2) 牧野記念講演 (1)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クチナシ クチナシ(庭)

 

【アトリエの庭の植物】

特別展に合わせて、アトリエの庭で見られる薬用植物を紹介しました。残念ながら開催当時の季節では花を見ることはできませんでしたが、種や実をみることができました。

 

 

 

 

 

 

【植物画に挑戦 大人の大作戦】

12月10日(土)に大人のためのワークショップ「水彩画で描く花」を開催しました。特別展を鑑賞した後に、当館の絵画学習室で花をモチーフにした水彩画を描きました。講師の洋画家の楠森道剛先生の熱心な指導の下、素晴らしい作品が完成しました。

H28大人の大作戦 H28大人の大作戦2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

現在は特別展「パリに生きる パリを描く -M氏の秘蔵コレクションによる-」が好評開催中です。2017年2月19日(日)までとなっております。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

【miwa】