日別アーカイブ: 2014年9月18日

「美術講座」のご報告(前編)

h26bijyutukozatsuji小磯記念美術館では、多くの方にさらに美術に親しんでいただけるよう、「美術講座」を開催しています。18回目となった今回は7月から12月まで、計6回にわたり、様々な分野で活躍する講師の方から美術や美術館・博物館の楽しみ方のお話を聞きます。

受講できる方は6月末までの申し込み期間内にお申し込みをしてくださった方のみとなってしまいますが、今回は「美術講座」のご報告をすこしだけいたします。

美術講座の第一回は、7月18日(金)神戸市立博物館の学芸員、岡泰正さんをお迎えして、神戸市立博物館のガラスコレクション びいどろ・ぎやまんの精華というお話をしていただきました。江戸時代、日本橋ではじまったガラス(びいどろ)製作にはじまり、日本におけるびいどろの裏話、また、江戸後期に輸入されたヨーロッパ製の質の高いガラスの器を「ギヤマン」と呼び、たいへん貴重な工芸品だったことなどのお話をされました。

美術講座の第二回は8月22日(金)当館学芸員の辻智美による「『新宮晋 地球の遊び方』より-見えないものを見えるようにするということ-というタイトルで、「新宮晋 地球の遊び方」展から出発し、西洋美術における、また日本美術における、「見えないものを見えるようにする」ことについてのお話を有名な作品の絵を交えながら解説いたしました。

さて、美術講座の第三回はまだ開催していませんが、大和文華館の中部義隆さんをお迎えして、大和文華館の理念とコレクションというタイトルでお話をしていただきます。大和文華館は「寝覚物語絵巻」や「婦女遊楽図屏風(松浦屏風)」といった国宝をはじめ、「源氏物語浮舟帖」、雪村の「呂洞賓図」、さらに蒔絵や陶磁器などでも数々の重要文化財を所蔵している美術館です。どのようなお話がきけるのでしょうか…!

小磯記念美術館では、「美術講座」といった申し込みをされた方限定の講座以外にも、申し込み不要の解説会、ギャラリートークなども行っています。

展覧会期間中、毎週日曜日は、学芸員による解説会が14時から金曜日の17時から学芸員によるギャラリートークがございます。また小磯良平のアトリエ解説を毎日2回行っています。(アトリエ解説は学芸員によるものではありません)。ぜひお立ち寄りください♪

【Masa】