月別アーカイブ: 2014年2月

「掛軸をつくる」 2回目

2月20日(木)は、大人のためのワークショップ「掛軸をつくる」2回目が開催されました。
神戸表具内装協会より講師の先生方にお越し頂き、前回の講座で描いた水墨画の作品を表装していきます。

      

まずは、作品と、作品を囲む表面の布を裁断していきます。
一文字の部分と、上下と柱の裂(きれ)をそれぞれ選び、寸法を測って真っ直ぐになるよう慎重に切っていきます。

  

裁断が出来たら、布が毛羽立つのを防ぐために、裁断した面に糊を丁寧に塗っていきます。
これが【糊止め】です。

糊が乾くまで、しばらくおいて置きます。
午後からは、裁断した作品と布を糊付けし、掛軸の形をつくっていきます。これを【付け回し】といいます。

  
わずかな糊しろの部分に丁寧に糊を塗って布を合わせていきます。
糊は水が多すぎると粘着力が弱まるので、微量の水を足しながら調整して使っていきます。

続いて、掛軸の幅を決め裁断していきます。


カッターや目打ちの使い方など細かく指導を受け、きれいに裁断していきます。
ここでも、裁断した後に糊止めをしておきます。

そして、【耳折】。幅を決め裁断した両側を少し裏に折り返して糊付けしておきます。

本日はここまで。
朝から夕方までの長丁場でしたが、受講者のみなさんは、集中して丁寧に作っておられました。
休憩時間に先生に質問し、熱心に掛軸についてお話を聞いていらっしゃる方もいて、とても良い雰囲気でした。

今回で、だいぶ掛軸の形が見えてきましたが、まだまだこれからです!
次回は【裏打ち】といって、少し難しい工程に入るようです・・・みなさま次回も頑張りましょう^^

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アートピクニック

2月23日(日)に、六甲アイランドコミュニティクルー主催による、「アートピクニック」が小磯記念美術館で開催されました。
当日は天気にも恵まれ、たくさんの家族連れや子供たちが参加してくれました。

阪神間で人気の焼き菓子店「プティビズ芦屋」さんのカップケーキにアイシングデコレーション体験ができ、可愛くて美味しいお菓子にみんながウキウキと笑顔の会場になりました。

小磯記念美術館でのピクニックということで、アートギャラリーツアーも行いました。
子供たちも、大人の参加者の皆様も、とても真剣に聞いてくださり、小磯さんの絵を堪能していただけました。

そして、美術館ならではのワークショップも盛り上がりました。

  
ポスターで作るエコバック「カミブクロをつくろう」、絵画カードを使って「アートフレームづくり」、自分の好きな絵で「オリジナル凧づくり」。
カミブクロはお母様方にも大好評でした。簡単に作ることができるので、ぜひお家でもチャレンジしてほしいです♪

    

そして、ワークショップで作ったオリジナルの凧を、美術館前の広場であげました。
天気も良く、程よい風もあり、暖かな日差しの中で、子供たちが元気よく駆け回っていて、とても素敵な時間を過ごせました。

 

普段は、あまり美術館に行くことのないお客様もたくさん参加してくださり、みんなで絵を鑑賞する楽しみや、美術館のゆったりとした雰囲気を味わっていただけたのではないかと思います。
六甲アイランドには3つもの美術館があるので、これをきっかけに、地域の方々にも、もっと美術館に足を運んでいただけたらなと思っております^^

今回ピクニックに参加してくださった方で作った、六甲アイランドの好きところが書かれた桜のシンボル。みんなの大好きなところがいっぱいで満開になり、とってもはなやかです!

3月中は、小磯記念美術館の図書コーナーに、4月は神戸ゆかりの美術館で展示予定です。こちらも、ぜひ見にきてくださいね。

 

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アートピクニックのお知らせ

今週末に小磯記念美術館にて、ファミリーで参加できるおしゃれピクニック「美術館でアートピクニック」が開催されることになりました!

美術館でピクニック!?なんて、とっても気になりませんか^^

内容は盛りだくさんです・・・

アートギャラリーツアーに、身近にアートを感じられるワークショップブース、そして、阪神間で人気の焼き菓子店「プティビズ芦屋」のカップケーキにデコレーション!

食べておいしい、つくって楽しい美術館ピクニックというわけです♪

【日時】2014年2月23日(日) 13:00~16:00

【場所】小磯記念美術館

【料金】お一人様につき協賛金300円が必要になります。

要予約

お申込み先 主催:六甲アイランドコミュニティクルー事務局

TEL:070-6548-5558 (11:00~17:00  土,日,祝日はお休み)

Mail:info@matchingtable.jp

HP:http://matchingtable.jp   または「マッチングテーブル」で検索。

 

ご家族やお友達を誘って、ぜひ参加してください☆

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大人の写生会 展示期間延長のお知らせ

ただいまP&Gギャラリーにて、昨年10月に行いました大人のためのワークショップ「大人の写生会」の作品を展示しています。
2月20日(木)までの展示とお知らせしておりましたが、期間が延長となりました。

 

3月4日(火)まで、P&Gギャラリーにて展示することとなりました。

まだご覧になっていらっしゃらない方は、是非この機会にお立ち寄りくださいませ。

 

六甲アイランド内にあるP&Gのビル1階正面玄関の左側ロビーウィンドーにて。

夜間を除き、休日でも屋外から常時鑑賞できます。

〒658-0032 神戸市東灘区向洋町中1-17

 

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美術館大作戦11「ドンゴロスに描いてみよう」

2月8日(土)に美術館大作戦11「ドンゴロスに描いてみよう」を開催しました。
この日は大雪が心配されていましたが、美術館周辺は雪が積もることはありませんでした。子どもたちは寒さに負けず元気いっぱいに美術館へやってきてくれました。

ドンゴロスとは、コーヒー豆をいれる麻の袋です。いつもとは違う、ザラザラしていたりボコボコした素材の麻に絵を描いてみよう!ということで、おもしろい作品になりそうです。

まず絵を描く前に、ドンゴロスを木の板に貼りつけていきます。
ドンゴロスは、目のあらいものと、ぎゅっとつまったものがあり、どちらを選ぶかでも絵の雰囲気が変わってきそうです。

  

続いて、下地になる色を塗っていきます。
一色で全面に塗ってみたり、いろんな色を使ってぐちゃぐちゃに塗ってみたり、好きな色を作って水玉やしましまなど模様を描いてみたり・・・
ここまででも、みんなの個性が出て、楽しい作品がみえてきました。

  

絵の具が乾くまで、展示室へ行って、小磯さんが実際に麻に描いた作品「母子像」をみんなで鑑賞しました。
他の絵と比べてみたら、全く雰囲気が違っていました。麻に描くことで、温かみや優しさを絵から感じることができました。
小磯さんは、絵によってキャンバスの素材も使い分けていたんですね。

さて、絵の具も乾いてきたところで、次はクレヨンで絵を描いていきましょう!
みんな、いつもと違うキャンバスだからと物怖じすることなく、どんどん絵を描き進めていきます。

  
ドンゴロスに描くことで、自分の絵がいつもとは違った雰囲気になり、楽しい発見がたくさんあったようです。

最後はみんなの作品を一緒にみていきます。素敵なタイトルと、工夫したところや気に入っているところを紹介し合いました。

ドンゴロスの素材や、もともと書かれている文字や模様を活かした作品もあれば、キャンバスいっぱいに絵が描かれたいたり、抽象的なものもあります!

どれも個性があって素敵な作品にできあがりました。お部屋のインテリアにするのも良さそうです・・・♪
ぜひ大切に飾って、おうちの人やお友達にも見せてあげてね。

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「掛軸をつくる」 1回目

大人のためのワークショップ「掛軸をつくる」が2月6日(木)より始まりました。
全4回の講座で、本格的な掛軸に仕立てていきます。

1回目は、谷口禮子先生のご指導のもと、掛軸に仕立てる作品を水墨画で描きました。

水墨画は初めてという方が多く、まずは先生のお手本を見ながら運筆の練習をしました。
水墨画は、油絵や水彩画のように重ね塗りして色や形を修正することができません。
一度、濃く出てしまったらそのままなので、どのような濃さ・太さで墨が出るのか、線や円を描くことで筆遣いを確認しました。

  

濃淡や、かすれ具合を利用して表現していきます。
例えば、花の葉を描くときは、まず薄く葉の形をイメージして筆をおき、そのあと葉の半分に濃く墨をおきます。
太く濃くさせるときは、後から墨を重ねるようにして、立体感などを表現します。

また、かすれさせることで山の稜線や、草木などを描くこともできます。
先生の描かれたお手本を見たときは、とても複雑で難しそうな印象でしたが、墨がかすれるのを利用して、また筆のおき方やぬき具合で不思議と山なみや草木の茂る風景に見えてきます。

  

今回、山なみの風景と月と老梅の風景の2種類を描き、上手く描けた方を清書の作品としました。
次回からは、この作品を表装してゆく掛軸づくりがいよいよ始まります。

何気なく目にしている掛軸ですが、どのように作られているのかは意外と知らないものです・・・また新しい発見がありそうです!

まだまだ始まったばかりの「掛軸をつくる」ワークショップ、次回の様子も美術館通信でお伝えします。
お楽しみに・・♪

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うっとり、幸せなひととき

2月1日(土)、あたたかい太陽の光が降り注ぐ午後、美術館では、小磯良平の生誕110年を記念した展覧会にあわせて、小磯さんがお好きであったモーツァルトの作品のみで選曲されたコンサート、「小磯の愛したモーツァルト」を開催しました。

演奏者は、オーボエの宮本克江さんとピアノの武田佳美さん。

 

 

楽器の説明や、演奏する曲目をとてもわかりやすく教えてくださいましたので、曲の背景がわかり、宮廷で活躍するモーツァルトや、モーツァルトの時代を身近に感じることができました!

なんといっても、オーボエとピアノの柔らかい、優しい音色が、心地よい幸せな気分に導いてくれました。来館された皆様の表情もまさに「うっとり」といった風に見えました。モーツァルトの良さがあらためて感じられた贅沢な演奏会でした。

ちなみに、次回のコンサート、「小磯の愛したモーツァルト」の第2回目は、3月8日(土)に行います。

皆様のご来館をお待ちいたしております。【D】

 

当日のプログラム