10月19日(土)に美術館大作戦7「音の鳴る不思議-鳥笛をつくろう-」を開催しました。
カテリーナ古楽器研究所の松本公博先生をお迎えして、竹を削って、鳥笛作りをしました。
削り具合で微妙に音が出たり出なかったりと、繊細な作業でしたが、参加してくれた子供たちは、早くから音を鳴らすことができ、楽しそうに笛を鳴らしていました。
美術館の上にある公園にも出向き、さっそく鳥と交信。鳥たちは集まってきたかな・・♪
うぐいすの鳴き声、「ホーホケキョ」が鳥笛の基本ということで、みんなで練習!
先生のように上手に吹くのは難しい・・!でも、まるで小鳥のような可愛らしい鳴き声が響き渡りました。
さぁ、午後のコンサートでは先生の楽器演奏とアンサンブルしてみよう!!
ということで、午後は松本先生たちによるロビーコンサート「音の鳴る不思議~自然を音に変えて!~」が開催されました。
いつものコンサートとは、またひと味違う癒やしの雰囲気が漂い、館内にいながら、森の中にいるような心地でした。手作りされた楽器も素敵で、様々な珍しい古楽器の紹介もあり、面白い音や可愛らしい音に心躍る時間でした。
小磯さんの絵にも、たびたび登場するリュートの演奏も!丸みを帯びた楽器の形に見とれ、先生の演奏する音色に感激するばかりでした。
そして、午前中の大作戦に参加した子どもたちが、ついに鳥笛で演奏に参加します。
とっても上手に音が響き、楽しい演奏になりました。お客様みなさまも、笑顔の絶えないロビーコンサートとなりました。
松本公博先生は、普段は大分県で活動されています。自ら木や竹を育て、楽器作り、演奏、古楽器の普及をされています。
杵築市山香町という所に、お住まい兼工房があり、そちらでも鳥笛作りなどのワークショップも開催されています。
ワークショップやコンサートにご参加頂いたみなさまも、今回は参加できなかった方も、ぜひ機会があれば、カテリーナの森を訪れてみてください。
松本先生の自然への、楽器への愛情をたくさん感じ、温かい時間を過ごすことができた1日でした^^
【S】