NUI NUI プロジェクト2013-布をつぐ 心をつむぐ-

8月7日(水)、8日(木)にRICエコアートカプセル関連企画「アーティスト・イン・スクール」が行われました。

今回は、「NUI NUI プロジェクト2013-布をつぐ 心をつむぐ-」と題しまして、テキスタイルアーティストの岡みちこ先生の指導のもと、向洋中学校美術部の生徒たちが作品制作を行いました。

生徒たちが、家で着なくなったTシャツなどの衣服を持ち寄って、縫うことで形を変容させ、アートとして布を蘇らせます☆

最近は、使い捨ての時代。着古した服は、縫ったり、編み直したり、つぎはぎをあてるということはせず、捨ててしまいますね。

そのような世代の子どもたちが、このワークショップを通して、エコの意識や様々な事を知り学んでくれる機会になればと、2日間に渡り活動しました。

1日目はまず、針に糸を通す、玉留め、波縫い、返し縫い、かがり縫いなど手縫いの基本を思い出しました。

小学生の時に家庭科で習っているはずですが、普段なかなか手芸をすることがないみんな、はじめは悪戦苦闘していました。

しかし、これからみんなが作るのはアートです!キレイに縫う事が目的ではない、と岡先生に励まされ、みんな一生懸命に縫っていました。

そして、好きな色のフェルト、糸をつかって、自分の名前を刺繍し、オリジナルの名札作りをしました。

 

最後には、スライドを使って岡先生より「ぼろ」について教えて頂きました。

青森の人々が何十年、何百年もかけて縫い直したり、つぎはぎをあてて使い続けてきた衣類を「ぼろ」といいます。

極寒の地での貧しく辛い生活を思い起こさせるものですが、そこには代々親から子へ引き継がれた衣服の大切さや、子どもや夫のことを思いながら縫った母の愛情が込められていたりと、とてもあたたかいものでした。

また最近では、「ぼろ」が美しいもの、アート作品として貴重なものとして、ヨーロッパ・アメリカなどで注目され、ギャラリーで展示されることもあるそうです。

 

「布をつなぐ事は、人と人をつなぐこと」

 

とっても素敵なお話が聞けました。

 

 

そして2日目。さっそく作品制作に取りかかりました。

昨日の悪戦苦闘ぶりからは想像もできないほど、みんな積極的に衣服を手に取り、制作を開始しました。

さすが美術部!昨日の縫いの基本もしっかり使い、もくもくと縫い進めていきます。

  

次々とおもしろい作品が出来上がり、みんなの想像力に感心するばかり。

最後には、一人ずつ作品の気に入ったところ、苦労したところを発表しあい、みんな、もう立派なアーティスト☆といった感じで、個性豊かな作品が並びました。

 

向洋中学校美術部のみんなが作ってくれた作品は、すべて10月20日(土)に行われます「RICエコアートカプセル」で展示します。

作品をつくる中で、岡先生と生徒のみんな、一緒にワークショップに参加したスタッフのみんなの心が確かにつながった気がしました。

次は展示を見てくださる皆様とも、作品を通して心がつながる事を願い、素敵な展示にしたいと思っています。

お楽しみに・・・♪

【S】