日別アーカイブ: 2013年8月20日

美術館大作戦6「風・光・力」

8月13日(火)に美術館大作戦6「夏休み特別企画ワークショップ『風・光・力』」が開催されました。

関西学院高等部教諭で洋画家の東浦哲也先生をお招きし、光をうけてできる影を写しとってみよう、という内容で行われました。

お盆休みの時期ということもあって、親子で参加してくださる方も多く、とっても賑やかで楽しい雰囲気となりました。

光をうけてできる影を写しとる・・・とはどういうことなのか、美術館スタッフも興味津々で、東浦先生のワークショップ当日を楽しみにしていました。

 

まずは、自己紹介を終えてから展示室へ行き、特別展「関西学院の美術家」展より、野口彌太郎「那智の滝」を鑑賞しました。

 

ダイナミックな作品を前に、子どもたちもとても刺激を受けたようで、するどい指摘や発見が飛び出しました。

作品制作をする前に、本物の絵をじっくり見ることができて、良い時間を過ごせたようです。

 

そして、東浦先生の説明を聞いてから、いよいよ作品制作に取りかかります。

今回は、「コピアートペーパー」という特殊な紙を使います。

この紙は、光が当たるところは白くなるので、物や手を置くことで模様や絵を作り出します。光に当たっている時間が長いほど色が濃くなり、また物や手を動かしたり少し浮かせておくとぼやけたりと、工夫次第で様々な影を作ることができます。光を当てるまではダンボールでしっかりと紙をはさみ、物や手を置く位置や構成を考えておきます。

そして、アイロンをかけることで、さらに写し取った影をくっきりとさせます。

天気がとても良かったこの日は、太陽の光が充分にあったので、日なたでは2秒、日陰では5秒くらいで、影がしっかりと写しとられていました。

みんなとっても元気で、美術館の中と外を何度も往復して、太陽の光をあてにいきました。東浦先生から言われたとおり、体の一部も入れて、2秒を数え、何枚も作品をつくっていきました。手だけではなく、足や顔、体全部を入れようとしたり(笑)、風にゆれる木の葉を入れてみたり、自分で型どったダンボールをおいてみたりと、様々なアイデアが浮かび、回を重ねるごとに工夫を重ねていきました。

次は、出来上がった作品を色画用紙に貼り、絵を描いたりして額縁のように飾っていきます。

完成したら、自分が一番良く出来たと思うもの気に入っているものを選び、みんなで作品を鑑賞しました。

 

 

光を感じて、体をめいっぱい使って出来上がった作品。この他にも、東浦先生がとても良く出来ていると感心されていた作品もいっぱいありました。

どの作品も大切にとっておいて、またお家の人やお友達にも見せてあげてね。

 

【S】