日別アーカイブ: 2012年5月1日

美術館大作戦1「マリーローランサンのように やさしく描こう」

4月21日(土)に行いました 子どものための美術講座の様子をお伝えします。

 

まずは、参加の子どもたちとマリー・ローランサンの絵の中に描かれた人物の様子や、周りの情景から感じたことなどを話し合いました。子どもたちは鮮やかでやさしい色彩に惹かれますが、その中にも寂しさや静けさといった作者の気持ちにまで迫った言葉を返してくれました。初めて美術館に来たよ、というお友だちもじっくりと作品の世界に引き込まれた様子でした。

その後は、絵画学習室で、モデルさんを見ながら、ローランサンの気分になって、絵を描くことに挑戦です。

モデルさんには、花飾りを髪につけ、犬のぬいぐるみを持って座っているポーズをお願いしました。

優しい感じを表すために今回はパステルで描きました。

初めてパステルを使うという子どもたちも、どんどんチャレンジして、ためらうことなく描く姿にこちらが感動しました。

最年少の5歳の女の子から、ローランサンの大ファンだとおっしゃる大人の方まで、思い思いに色を選び、丁寧に仕上げていきました。

白いカーディガンもそれぞれに色が加えられ、ローランサンの影響でしょうか、描く人の個性でしょうか、元気だったり柔らかかったり、静かであったり・・・それはそれは素敵な作品の完成です。

最後の鑑賞会でも、「思っていたよりきれいな色で描けました。」という感想も聞くことができました。

 

 

子どものための美術講座「美術館大作戦」では、特別な技術指導はしません。

絵の鑑賞をとおして感じたこと感動したことをもとに、子どもたち(参加の大人の方)が自ら表現することを楽しめる機会であることを願っています。

表現の手法は、話す、文章にする、絵に描く、立体にする、体で表す・・・さまざまですが、そこにはいつも先人のすばらしい作品があるということを大切にしたいと思います。

 

美術館大作戦はまだまだ続きます。どうぞ、興味を持たれた方は、ご応募ください。 (k)