今年は開館20周年です

新年度を迎えました。

4月はわくわくそわそわ、あるいはドキドキする月です。

今年は、当館が開館してから20年目という記念の年にあたります。

20年という月日は、過ぎてしまえばあっという間であったように思われますが、

その間には、阪神淡路大震災という大変な天災があり、神戸の人々の生活と心に

大きな影を投げかけました。美術館もこの時を境に厳しい運営状況に追い込まれ、現在も苦しみ続けています。

 

それでも、「小磯良平の芸術」は、変わることなく高く評価され続けています。

今日では、小学校の先生方の活発で熱心な団体観賞活動により、子供たちの間でも「小磯さん」の魅力がどんどん広まっています。

「小磯さん」や神戸の画家の作品を通じて、それぞれの感じ方で「面白かったー!」と言って帰って行く小学生を見ると、なんともいえない勇気が湧いてきます。

 

さて、20年間存続してきた小磯記念美術館ですが、今年の秋に、小磯良平の大回顧展を開催する準備をしています。日本各地にある小磯作品をお借りして、まとまったかたちで当館でご紹介するのは、10年ぶりのこととなります。どうぞお楽しみに。

また、開館記念の日である11月3日は入館料を無料にいたします。

そのほか、特別展講演会はもちろん、音楽が好きだった小磯さんが、絵のモチーフにした楽器と関連づけたロビーコンサートなどを開催する予定です。                           【D】