今井朝路の自家特製パイ

今井朝路の数少ない資料に直筆の原稿類があります。美術に関する思索を深めようとするもの、音楽について学んだもの、エッセイ等々。

今井朝路《自画像》

その中に、面白いものを見つけました。「自家特製パイ」の作り方を書いた2枚の原稿用紙です。この原稿用紙には「兵庫県食糧営団」という文字が印刷されており、時代背景がうかがえます。

今井は戦前、元町通に「青い錨(ランクル・ブルウ)」というカフェ・バーをオープンさせていますので、“食”にも関心があったのかもしれません。

とても簡潔に書かれたレシピですが、お菓子作りにご興味のある方はどうぞお試し下さい。

 

《今井朝路メモより「自家特製パイ」》

※(  )内は補足

フライパン使用(!!)

バター又はマンガリン(マーガリン)大さじ二杯

メリケン粉 適量

塩少量

水 大サジ三杯

二分(にぶ:約6㎜)の厚さにのばし 柏にする(柏餅のようなイラストあり)

玉子で色づけ

 

中味

リンゴ 4⇔5

サトウ コップ半杯

そのほか甘味料少量

桂皮 小サジ一杯

バター 姿のままきざみ振りかける

 

中味

ポテト オサツ 適量  塩 少量 裏ごしにする

サトウ コップ半杯

乳 コップ半杯 時に応じ二杯を可とする

玉子 1個

アップルパイとポテトパイ、あなたならどちらを作りますか?私は、断然ポテトパイが好みです。どなたか作られましたらご感想をお教えください! 【D】